「防災とボランティアの日」および「防災とボランティア週間」は、1995年(平成7年)1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」を踏まえて設けられました。

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阪神・淡路大震災では、それまでボランティア活動をしたことがなかった人々、特に学生を中心としたボランティア活動が活発化したことから、1995年は「日本のボランティア元年」と言われています。
「ボランティア元年」から22年。今では、多様化し幅広く行われているボランティア活動ですが、この週間を機にもう一度その認識を深めるとともに、災害への備えを見直しましょう。

防災

── 今やろう。災害から身を守る全てを。──
この標語、どこかで見たことがありませんか? これは、東京都が発行している「東京防災」に書かれています。「東京防災」は、もしもの時に備えて身を守る力をつけるために作られた本です。中は5つの章に分けられています。
01    大震災シミュレーション
2XXX年X月X日。未曾有の震災が起こった時にあなたがとるべき行動は?
02    今やろう 防災アクション
災害が起きてから後悔しないように、「災害への備え」できていますか?
03    そのほかの災害と対策
大雨などの身近な自然災害から、テロなどの人的脅威まで、どんな対処をするべき?
04    もしものマニュアル
水・ガス・電気すべてがストップしたら? 知恵や工夫を学びましょう。
05    知っておきたい災害知識
防災力を高めるために……。

巻末にはかわぐちかいじ氏の書き下ろし漫画『TOKYO “X”DAY』も収録されており、防災をさまざまな視点から学ぶことができます。“東京”防災となっていますが、東京都民でなくても、役立ついろいろな防災知識が載っています。
この機会に読んでみると、新しい気づきに出合えるのでは!?

東京防災

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ボランティア

被災地でのボランティア活動に参加する方法としては、大きく分けて2つあります。「ボランティアバス」や「ボランティアバスツアー」に参加する方法と、ボランティアセンターやNPO等に登録し活動を行う方法です。全国社会福祉協議会「被災地支援・災害ボランティア情報」では、各市町村のボランティアセンターにおけるボランティアの受入状況が一覧で確認できます。

ボランティア活動というと、衣食住を考えた物資や身体的なケアを考える方が多いと思いますが、現在では「心のケア」を考えたボランティアも活発に行われています。その中のひとつが「足湯ボランティア」です。足を10~15分、お湯につけ手をさすります。その間にボランティアが被災地の人と1対1で話をします。その会話の中の言葉は「つぶやき」と呼ぶそうです。これは被災者の方に心身ともに“ほっ” とする時間を提供することで、身体的な疲れを癒してもらうとともに、ぽろりと出た本音を拾うことで心のケアも行う活動です。被災地では、相談したくてもなかなか言葉にできないという人が多くいます。そんな中で出た「つぶやき」には、今、必要なことや復興への手がかりが隠されていたりします。
「何かしたいけど、どうすればいいかわからない」という方でも、多様化するボランティア活動の中には自分なりの参加方法が見つけられそうじゃありませんか?

 

「防災とボランティアの日」・「防災とボランティア週間」に身の回りの小さなことから何かはじめてみてはいかがでしょうか。

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