砂川啓介 氏
「娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代【認知症】介護日記」
昭和12年、東京生まれの砂川啓介さん。
昭和36年、“体操のお兄さん”としてブレイクして、シニア世代では誰もが知っているタレントさんです。
その後、ドラえもんの声優としてお馴染みの大山のぶ代さんと結婚。
2015年5月、
ラジオ番組で妻大山のぶ代さんが認知症を患っていることを公表しました。
言葉に詰まりながらも公表し、ニュースとして全国に広まりました。
2012年秋、しっかり者の姉さん女房だった大山のぶ代さんが、認知症と診断されたのです。。。
大好きだったドラえもん。。。ドラえもんの声優であることを誇りに感じていた大山のぶ代さん。
ですが、大山のぶ代さんはドラえもんだった自分を忘れてしまいます。。。
認知症に蝕まれていく大山のぶ代さんに、徐々に追いつめられる夫、砂川啓介さん。
おしどり夫婦と呼ばれていた、お2人は、今も昔も困難の連続だったようです……。
今では、砂川啓介さんはご自身のガンの治療のために、
大山のぶ代さんを介護施設に入居させたようです。
もし、身近な人が認知症になったら…、
どの様な現実が待ち受けているのか、
「娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代【認知症】介護日記」を読んでみて、
手に取るようにわかりました。。。
自分は大切な人とどのように寄り添って暮らしていけるのか、
どんな困難があっても受け入れなければならないこと、
どんなことがあっても大切な人の人生の最期を笑顔で送り出す為に、
何が出来るのか、もっともっと考えたいと考えさせられた本でした。
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