全日本の元エース「ガイチ」の愛称で親しまれた中垣内祐一氏が全日本バレーボールチーム監督に、そして、女子は天才セッターと呼ばれた中田久美氏の就任が決まりました。どちらも現役時代に大活躍した選手です。今後は、監督としてどのような手腕を発揮してくれるのかに期待が集まっています。

そこで今回ご紹介するのは、全日本バレーボールで忘れてはいけないこの方! 低迷していた全日本女子バレーをアテネ、北京 2つのオリンピックへ導き『復活請負人』と呼ばれた柳本晶一氏です。

柳本晶一講演依頼 

柳本氏は2003年に全日本女子監督に就任しました。当時はシドニー五輪出場を逃した後で、女子バレーは「再起不能」とまで言われていたそうです。そんな中、あえて渦中に身を投じた柳本氏。
「自分はバレーボールで幸せにしていただいた男だから、恩返しをしなくてはいけない」という気持ちが強かったと言います。

もちろん、それだけではありません。柳本氏には“絶対にできる”という自信がありました。その理由は、全日本監督を受ける前にチームの廃部を2度も経験し、何度もどん底を経験していたこと。もう一つの理由は、悪い結果しか残せないのは選手の能力の問題ではなく全日本メンバーを招集するシステムが悪いと考えていたからだそうです。
柳本氏が就任する前までは、全日本は日本のナンバー1チームの集まりでした。そこにメスを入れ、完全選抜制にしました。そこで召集されたのが、7年間も代表から遠ざかっていた吉原知子氏や当事高校2年生だった木村沙織氏です。ベテランと若手選手を融合したチームで全日本女子バレーを見事復活させました。

『復活請負人』柳本晶一氏の講演会では「人生、負け勝ち」「ここ一番で力を発揮するには」「力を引き出す-どん底から個人と組織を甦らせる」をテーマに逆境を跳ね返し、自分の根底にある力を引き出すエスプリが詰まっています。

2020年東京オリンピックで龍神NIPPON・火の鳥NIPPONがどんな勇姿を見せてくれるのか、柳本氏の講演からその「勝利への道」を垣間見てはいかがでしょうか。

 

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