橋下徹 氏
「どうして君は友達がいないのか」
大阪府知事を経て、現在はテレビなど多くのメディアで活躍中の橋下徹氏。
今回拝読した著書は、まだ府知事になる前の弁護士時代に上梓したもの。
【14歳の世渡り術】というシリーズで学生向けにコミュニケーション論を説いています。
橋下徹氏といえば、いかにも学生時代からスポーツマンでしたし、面白いことを言ってきっと人気者だったんだろうなー・・・
と思っていました。
しかし、実際拝読すると、意外な学生時代のご自身の話と
「別に友達がたくさんいて人気者にならなくても、学校で生き延びる やりかたはあるんだ」
という極論かつ正論を書いているのがとても印象的です。
また、一般的に言われている親友の定義について、理想が高すぎると指摘しています。
もちろんそういう親友がいていいけど、万人向けではないと。
一緒にいて隣にいて不快でない、いわゆる普通の友だちが 少しでもいればそれで良いではないかと。
人間関係とはそもそも面倒臭いものだと認め、その上で 学校で人間関係の基礎を身につけるべきなのだと橋下氏は語ります。
<今の友達関係には決して悩まなくていい>と強く主張しているこちらの著書。
大人のわたしが拝読しても心がフッと軽くなる本でした★
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