2018年1月16日は阪神淡路大震災から8400日に当たるそうです。
未曾有の大被害をもたらした阪神淡路大震災は1995年1月17日 午前5時46分に発生。
M7.3、最大震度7の超巨大地震は唐突にやってきました。
私自身は当時は物心がついておらず、関東に住んでいることもあり、この地震については詳細を知らずに「歴史上の」出来事と思っているところがあります。
どちらかといえば東日本大震災や熊本の巨大地震のほうが「大震災」というイメージです。
8400日を迎えるにあたり、神戸新聞が特集を組んでいます。
参考:神戸新聞 【特集】阪神・淡路大震災
紙面上の特集も一部PDFで公開されているほか、被災者の声も多数掲載しており、次代に防災の大切さを伝えるうえで大きな意味があると思います。
上記サイトによれば、死者は関連死を含め6434人。
東日本大震災は19533人。(参照)
熊本地震は255人。(参照)
我々は過去の教訓を活かし、十分な備えを出来ているのでしょうか?
SNSなどのメディアに目を通してみると、東日本大震災や熊本地震の際には阪神淡路大震災の時の知見が活かされた場面が多数あったようです。
今の耐震基準は過去の地震をもとに計算されているということもありますから、現代の基礎は過去の震災被害の上に成り立っているはずです。
また、東日本大震災では津波が猛威を振るいました。
福島第一原発は地震による被害を受けた後、津波による浸水被害を受けました。
原発問題は解決するどころか、今後我々の次の世代にまで持ち越さなければいけない事案として「負の遺産」になりつつあります。
今一度自宅の非常持ち出し品や防災の拠点などについて考えたり、家族で話し合ったりする機会を設けてはいかがでしょうか。
政府や自治体がいくら備えたところで、市民が何も対策しないのでは過去の教訓が十分に活かされません。
企業や自治体の講演ご担当者様は防災関連の講演も是非ご検討ください。
講演依頼のspeakersには防災関連の講演会のご相談も多数いただきます。
■防災システム研究所所長
山村武彦氏
新潟地震(1964)を契機に、防災・危機管理アドバイザーを志し、同研究所を設立。
世界中で発生する災害の現地調査、研究(250カ所以上)を実施。
日本各地での講演(2200回以上)、報道対応、執筆活動を通じた防災意識啓発に取り組む傍ら、企業や自治体の防災・危機管理アドバイザー(顧問)として、BCP、危機管理マニュアルの策定や改定など、災害に強い企業・街づくりに活躍中。
実践的な防災・危機管理対策の第一人者。
■防災ナビゲーター
永山政広氏
消防吏員として東日本大震災をはじめとする様々な災害現場での活動経験から得られた「災害の真実の姿」を伝えています。2012年には、減災研究室「ラボラトリー・フィードバック」を主宰し、防災・減災対策の案内役である防災ナビゲーターとして活動を開始。2013年には、NPO法人ライフ・コンセプト100アドバイザー就任し、マンションの防災対策にも事業を展開していきます。
また、防災のスペシャリストだけでなく、気象予報士の方々もご紹介が可能です。
みなさんご存知の天達武史氏は講演でもひっぱりだこ!
気象予報の観点から自然災害について考え直す機会を提供されています。
今後起こる自然災害の被害が少しでも軽減できるよう、日ごろから防災について考えてみませんか?
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先日公開した特集「とにかく面白い講演会」もよく読まれています!
まだ見ていない方は是非!