世界を熱狂させたリオオリンピックも閉幕し、今月10月7日(金)には凱旋パレードが華々しく行われました。そんな中、選手たちに混じりひときわ存在感を放つ人がいました──女子レスリングで多くの世界女王を育ててきた名将・栄和人氏。

自身もレスリングの選手として活躍し、1987年の世界選手権で銅メダルを獲得。1988年のソウル五輪に出場するも4回戦で敗退し、引退。その後、世界で戦う選手の育成を目指して指導者の道へ進みます。
今では誰もが認める「女子レスリングを日本が誇れる競技に押し上げた立役者」ですが、はじめは女子選手の指導をするのが嫌だったそうです。

なかなかうまくいかず、自分の指導スタイルを模索する日々。
指導をしだすと夢中になってしまい、1人の選手を相手に何時間も稽古をしてしまう。1人の選手に偏った指導をするとほかの選手からは不満が募っていく。そして、強くしたい一心で発した言葉が、乱暴だと言われ選手の反感を買ってしまうなど、熱心に指導すればするほど絶望していき、「もう無理だ」と白旗を上げたことも……。
自暴自棄になった栄監督はそこから逃げるように現役復帰をします。しかし、そんな折に尊敬する高田裕司氏から「二足のわらじを履きながらいい指導はできない。選手を辞めて命をかけて指導しろ」と言われ目が覚めたといいます。

現役時代、人生をかけてレスリングと向き合ってきたこと。ロサンゼルス五輪の選考会で負け、命を絶ちたいとさえ思ったこと。そして、そこまで思いつめるほどの“執念”が自分を支えていたことを思い出した栄監督

強い選手を育てるために、最高の部下を育てるために信頼関係はもちろん大事です。しかし、それ以前に必要なものがあると自身の経験から熱く語ってくれます。

・    指導者は選手たちと徹底的に向き合わなければいけない
・    指導者は選手よりも勝ち負けにこだわらなければいけない
・    指導者は選手を叱れなければいけない
・    指導者はひとつのやり方に固執してはいけない
・    指導者は競争する環境を整えなければいけない

吉田沙保里選手らが信じたのは、技の理論だけではなく、自分の24時間を指導に費やすそんな栄監督の“本気”にだというのがよくわかります。
「指導者とは何か?」常に勝ち続ける部下を育てる“金メダルメソッド”を栄和人監督の講演会からぜひ、学んでください。

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