今年の8月から「山の日」という祝日が新たに出来ましたね。
という事で、今日は登山家の栗城史多氏をご紹介させて頂きます。

栗城史多

8/26よりエベレスト登頂に再チャレンジするそうです。
今回のテーマは『否定という壁への挑戦』

栗城氏は、2012年に凍傷により手の指9本を失いました。
それでも、その後も世界の山々の登頂に果敢に挑み続けています。
エベレスト登頂の成功者は7000人近くいるそうですが、
それは皆、気候条件が安定した春の登頂。

気候条件が不安定な秋に登頂成功した者はいまだかつていません。
その偉業にこのたび栗城氏が挑戦します。

しかも単独登頂です。
恐怖心というものはないのでしょうかね?

今までも秋の登頂には5度挑戦していますが、
すべて失敗に終わっています。

それなのに、なぜ秋の登頂に挑み続けるのか?

「生身のエベレストと向き合いたい」との事です。

秋はジェットストリームと呼ばれる強風が吹き、
体感温度はマイナス50℃近くにまで下がります。

こんな悪条件な環境と向き合いたいとは、
普通の人からは考えられないですね。

「苦しいかもしれないけど、そこは最高の場所」
「悪条件の中で見る、冷たい空気と宇宙のような星空」

苦労した先には、辿り着いた人にしか見ることの出来ない、
最高の景色が待っているんでしょうね。

否定という壁の向こう側に見える景色、
これがロマンというやつですかね。
なんてカッコイイんでしょうか。

栗城氏は、自分の失敗や挫折を応援してくれるすべての人々と挑戦を共有することで、
「どうせ無理」「失敗するかも」という、多くの人の心の壁を取っ払いたいとのこと。

講演でも「夢の育て方」「限界の越え方」などをテーマに熱くお話頂けます。
失敗や成功、結果ばかりを気にして、どこか生きづらいと感じるこの世の中、
失敗も成功も超えた世界に「少しでも踏み出すキッカケ」になる講演です。
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