芸術の秋!ということで、
本日は、、“美文字”で話題の書家『中塚翠涛』氏 初の作品集
「コトバノ森」をご紹介いたします!
「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」等の監修を手掛け、
セミナーなどでも大人気の中塚氏。
四字熟語や禅語などを、中塚氏の素敵な解説とともに、「書」で綴られています。
どれも心に響く言葉ばかりですが、特に印象に残った言葉が
「崔子玉座右銘」というコトバ。
皆さんもご存知「座右の銘」の由来となったのがこの詩文だそうです。
中塚氏がどうしてもいれたかったコトバの一つとして取り上げられていますが、
コトバとともに、中塚氏のダイナミックな「書」にも感銘をうけました。
無道人之短(人の短所を指摘しないこと)
無説己之帳(自分の長所を誇らないこと)
施人慎勿念(人のためにいいことをしても恩に着せないこと)
柔弱生之徒(柔軟な心をもって生きていくことが大切です)
などなど・・・
「崔子玉座右銘」には全部で20のコトバが並べられています。
どんなに時を経ても、”人として大切にしていきたいこと”は変わらないと、
強く思い知らされたコトバだと中塚氏は語られています。
他にも、「一期一会」「無一物」「森羅万象」など、
中塚氏のやさしい解説とともに、全部で75の作品が紹介されています。
躍動感のある書の数々と、心がふっと軽くなるコトバの力がたくさんつまったオススメの一冊です♪