歌舞伎役者の中村獅童さんが初期の癌に罹患され、
手術を受けられるという報道が話題になっております。
舞台などもお休みし、治療に専念されるそうです。
幸いにも進行状況の初期段階での発見だった、
手術することで命に別状はないようで幸いです。
「がん」は日本人の死因の第一位です。
がんで死亡する人が多いのには色々な理由がありますが、
日本ではがんの早期発見がかなり遅れていることもその理由の一つです。
がんになってしまっても、
早期発見・治療することでまた健康な生活を送る事ができます。
早期発見のためにも、定期的なガン検診や、
がんへの知識を持つことが大切なのではないでしょうか。
また、がんに対する意識の低さも、
がんが死因トップであることに関係しています。
がんの症状が出てもがんだと気づかずに過ごしてしまう人が多く、
症状が悪化してから病院にかかる原因になっています。
ささいな症状では
病院で診てもらうことに抵抗のある人が少なくないことも、早期発見を妨げる原因です。
こうした意識や傾向ががんの死亡率を高めているのではないでしょうか。
スピーカーズでは、全国の病院や自治体、学会などから
「がん」や「健康」をテーマにした講演会のお問い合わせを多く頂いております。
啓発活動などでは、がん闘病経験のある講師に講演を頂く事が大変効果的です。
がんの怖さ、治療の苦労、家族の心配など、
聴講者の皆様も自分と重ねて考える事ができるのではないでしょうか。
そして、少しでもがんと健康について考える機会のお役にたてれば幸いです。