2016年12月1日、出身地である姫路で日本初のプロチーム「ヴィクトリーナ姫路」の、
ゼネラルマネージャーに就任された「眞鍋政義」氏

今回ご紹介させて頂く著書は、『「精密力」~日本再生のヒント~―全日本女子バレー32年ぶりメダル獲得の秘密 』です。
全日本女子バレーに32年ぶりのメダルをもたらしたのは、「根性」でなく「精密力」!?。
眞鍋流の「日本人らしさ」に溢れた一冊です。

ここで、本書の一部をご紹介!!

チ〜ム力の勝利

バレーボール競技は、「チームでボールをつなげあう」という面白い特性を持ったスポーツです。
言い換えると、集団の「和」という目に見えない力が必要です。
また、サーブ、レシーブ、アタックといった複数の技術が必要とされるので、高さやパワーだけではなく、手先やプレーの「器用さ」があると有利です。
相手の読みを外して打つ、逆に相手の攻撃を読んで守備をする、といった「緻密」な作戦も必要です。かつて東京オリンピックからモントリオールにかけて、日本バレーは一時代を築きました。
「緻密さ」「器用さ」、和の精神=他人の心のひだを読み取る「こまやかさ」といった、
日本人の性格や能力の特性と思われる言葉をまとめて、「精密力」と呼ぶことにしています。

小さなことにこだわり、小さな変化を起こす。
この小さな変化の積み重ねが大きな変化を生み、チーム力アップにつながります。
精密力にこだわる部分をたくさん作り、それによって変化を起こせば起こすほど、
この変化はお互いに影響しあって爆発的な力を生み、予想以上の結果を引き出すのです。

眞鍋政義氏のインタビューページはこちら!!