先日の参院選を前に、政界を引退された講師の江口克彦氏。
日本が世界に誇る経営者・松下幸之助氏のもとで23年間の歳月をともに過ごした経験から、松下哲学・松下経営の伝承者と称されています。
江口氏が直接・間接的に聞いた松下氏の言葉や著作の記述などを集約した『松翁論語』は、松下氏の名著『道を開く』とともに多くのビジネスパーソンに読み継がれています。
(もちろん、私もその薫陶を受けた一人です)
江口氏は昨年、松下幸之助氏の魅力があふれる著書『上司力20 部下に信頼される20の法則』(東洋経済)を発表されました。
「優れた部下を『使い、活用する力』があるかどうかが経営者の、また上司の条件ということになる。ゆえに、経営者、上司には、優れた部下を『育てる努力』、優れた部下を『傍に持つ勇気』、優れた部下を『活用する叡智』が求められる。極論を言えば、経営が分かる部下に経営を任せる、仕事ができる部下に仕事を任せる、ということができる人徳のある人が、経営者であり、上司であるということであろう」
本書の前書きで江口氏は、晩年の松下氏の姿を振り返りながら、上記のように述懐しています。
松下幸之助氏は、部下の能力も含めた人格や心の中に「仏」を見出し、いつも手を合わせていたそうです。
『上司力20』では、夢や熱意を繰り返し語ること、常に範となるような意識を持ちながら、部下を信頼して仕事にチャレンジさせ潜在能力を引き出すことなど、マネジメント層が部下に対して心がけるべき姿勢について、松下氏の豊富なエピソードを交えながら、わかりやすく紹介されています。
江口克彦氏は松下幸之助氏から学ばれたご経験を、著書や講演をつうじて広く世の中に伝えられています。
人材育成やリーダーシップ、不況克服の考え方など、経営者の皆様に最適な内容です。
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