林修さんといえば、「今でしょ!?」で流行語大賞を獲得し、一躍時の人となりました。
現在も、東進の現代文講師として活躍する傍ら、テレビ番組のMCを務めるほど。
まさに、衰えることのない人気です。
そんな林修さんが【もっとも書きたかった本】として上梓したのがこちら!
林修 氏
「すし、うなぎ、てんぷら」
実は過去に100kgを三度も超えたこともあり、
大食漢で「食」へのこだわりが人一倍強いのです★
読んでみて感じたこと・・・
これだけ「すし、うなぎ、てんぷら」について語れる人滅多にいない!!
お寿司・ウナギ・天ぷら それぞれの名店に林修氏自らが訪れ、対談しています。
正直言って、林修氏がこの本を書いていなければ、読めなかったかもしれません。
林修氏が書いているからこそ、最後まで読めたんだと思います。
ところどころに、ためになるうんちくが散りばめられ(しかもそれが、ひけらかしてる感じがしない!)、
かと思えば、フランスの思想家モンテーニュの言葉が出てきたり・・・本当に飽きさせない本でした。
「すし」パートの最後では、こう締めくくっています。
【世の中には様々な「すし」がある。ただ、彼の鮨は、あの空間の中でのみ存在する。
そしてその空間は、彼の意志のもとに創り出された、彼の空間だ。
(略)その空間の空気にふさわしい振る舞いができることを、もしかしたら、「教養」と呼ぶのではないかとも思うのだ。】
林修氏がそう語るなら、もう「教養」だと感じました。
【食】の本ではなく、もはや【哲学】本のように感じました。
林修氏にはもっともっと、食の本を出してほしいと感じました☆★
是非みなさんも手にとってみてください★
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