国際情勢
新年早々、緊張高まるアラビア半島。
サウジアラビアでシーア派指導者等が処刑されたことに端を発し、サウジアラビアやスーダン等のスンナ派諸国と、イランとの対立が深まっています。
少数派のシーア派はイスラム教の宗祖・ムハンマドの後継者はその直系子孫に限るという考え方であるのに対し、スンナ派は世襲にとらわれず合意制によって選出されるべきとの考えで、全世界のイスラム教徒の大半を占めています。
これまで石油の利権も絡んで激化してきた両者の対立が再燃したことで、欧米諸国は、対イスラム国(ISIL)との戦いの足並みが乱れるのではと危惧しています。

また、北朝鮮の水爆(?)実験の報道により、朝鮮半島での緊張がにわかに高まりはじめました。
かつてイラクで「大量破壊兵器」を口実に攻撃を行ったアメリカも、イラクほどの利権の得られない北朝鮮に攻め込むことはないでしょう。
中国の経済も上海市場おいて株価が続落しており、慰安婦問題で揺れた日本と韓国との関係性も含め、東アジア諸国の外交がどのように機能するのか、今後も注目を集めそうです。

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長谷川幸洋氏(ジャーナリスト):講演テーマ「安倍政権と今後の日本」
金美齢氏(評論家):講演テーマ「アジアの中の日本」
渡部陽一氏(戦場カメラマン):講演テーマ「世界からのメッセージ」

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