清宮克幸 講演会ラグビーW杯での日本代表チームの活躍を受け、講師派遣の現場でもラグビー人気が高まっています!

五郎丸歩選手や高橋リーチ・マイケル主将をはじめとするスター選手も現れ、女性人気もすごいですね。。。

本日はラグビー・トップリーグのヤマハ発動機ジュビロの監督を務める清宮克幸氏が、早稲田大学監督時代に、人材育成やチームマネジメントのノウハウをまとめた著書『最強のコーチング』を紹介いたします!

監督業とは、こうあるべき、こうするべきと繰り返し言い続けること。こうやれば必ずこうなるという解答は存在しないが、こう来たらこう動くべきというセオリーはどんな局面にもある それをチーム全体に浸透させていくこと。さらに、一人一人にこの場面ではこうするべきという考える力、勝つための合理的な動き、次を予測する力を身につけさせ、それを当たり前のレベルに持っていく。

なぜそうなるのかを考える力を身につけさせる。なぜを省略して、なぜこのセオリーはできたのか、なぜこのプレーは考え出されたのかを見ずにスタイルや形だけを真似るようになると危ない。

情熱は大事だが、最初に伝えるべきはチームを強くする具体的なノウハウ。果たすべき使命を明確に言葉で伝えること。

■ミスの結果だけを見るのではなく、周辺を見る周辺視、俯瞰の力が重要。

■その時点でのセオリーと選手、チームの個性とのバランスをとり、突出した個性には時にセオリーを破らせる。コーチングとは選手たちができることを最大限まで見極め、それを繰り返して教えていくこと。同様に選手の個性についても繰り返し指摘すること。画一性を求める組織は成長しない。セオリーに個々の働き手の力をいかに上乗せしていくかが大事。

コンバートの重要性。失敗しても幅ができる。コンバートされた選手は下のチームみ落とさないでプレーさせる。周りのレベルが自分よりも高い時のほうが選手に本当の能力が備わっているときには、期待されるパフォーマンスを格段にあげることができる。気をつけるべきはコンバートされる側の選手にメンタルケア。必ず具体的に本人に期待する事柄を伝え、不安を取り除くこと。選手を選ぶときなど説明責任を果たすことはモチベーションを高めるのに必須。

■選手が「あがく」ことも重要。選手各自の伸びシロを考えて透明な選手選考を行い、四年生のあがきを加えるとチームモチベーションは雪だるま式にどんどん大きくなっていく。

■チームモチベーションは同志愛という面から育てるのがいちばんの近道。競争原理を取り入れながら、愛社精神を育てる。

■目標の数値化し、選手が何をできないのかを見極める、数値化はあくまでも選手たちの成長を補助する手段、あるいは変化するためのパーツにすぎない。あくまでも選手個人が考えていくための指標を提供することが重要。

■キャプテン=自分の責任を果たしつつ、かつ背中でチームを引っ張っていけるタイプ。チームを引っ張っていきながら、しかも周りの選手がサポートしたくなる人物をキャプテンに任命するとチームがまとまっていく。

朝令暮改のススメ:誤りに気付いたらくだらないメンツにこだわらず、すぐに認め、なぜそれが間違いなのかを説明する。多くの上司は自分を守るため後から理屈をつけて正当化してしまう。間違いを隠してはいけない。下からの意見もすくいあげ、変化に対応する。こうした風土をつくりあげておくととんでもないアイデアが選手から提案されることもあり、チームにダイナミズムが生まれる。

練習の優先順位の最上位は、してはいけないプレーを排除すること。次に向上心のないプレーを排除する。そして当たり前のことを徹底し、セオリーを愚直なまでに繰り返す。当たり前のことができていれば滅多なことでは負けない、そこまで手を打って試合に臨むのが監督の仕事。

■すべての課題を解決しようとしたら、逆にチームは弱くなる。どの課題を取り上げて、どれを切り捨てるか、このことにコーチのセンスが問われる。たくさんの課題の中からこれだけはなおさないといけないというものを選択し、どの練習方法でその課題を解決するかを見いだすのもコーチの才覚が問われる。

敗戦から学び、次のステップにつなげる。優先順位をつけた課題を抽出し、それを分析して解決法を見つけ出す。この繰り返しの末に次の飛躍がある。ただし優先順位の設定に狂いがあると次のステップにうまくいけない。

かくして早稲田大学タグビー部を率い、トップリーグの上位チームを撃破するレベルにまで押し上げた清宮監督。その手腕は今も高く評価されています。
『最強のコーチング』はビジネスマンにとっても大変参考になる考え方に溢れた一冊。
特に企業の役員クラスやマネジメント層向けの講演会を企画されている皆様にはオススメです!

講師派遣のお問合せはコチラまで