この本に出会って、心がとても軽くなった方も多いのではないでしょうか。
本日は、ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子氏
「置かれた場所で咲きなさい」をご紹介。

 

人はどんな場所でも幸せを見つけることができる”と語る渡辺氏。
その背景には、壮絶な人生を歩んできた渡辺氏の経験がありました。
30歳間際で修道院に入ることを決意し、修道会の命令で修練の為アメリカに渡り、再び命令で学位をとり、また次の命令で
全く未知の土地岡山に派遣された渡辺氏。

無茶と思えることでも目上の命令に逆らうことは許されない環境を、
「これが神の思し召し」として従っていました。
修道生活は苦難の連続で、いつの間にか自身を喪失。いつのまにか“くれない族”となってしまい、
「ねぎらってくれない」「わかってくれない」と悲観する日々が続いていました。
そんな中、修道院を出ようかとまで思いつめた渡辺氏に、一人の宣教師が一つの短い英語の詩を渡してくれました。
その冒頭の1行が、「置かれたところで咲きなさい」という言葉だったそうです。

そこから渡辺氏の考え方は大きく変わりました。
置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、環境の奴隷でしかないと考えるようになり、
どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせようと、決心することができたと語る渡辺氏。

境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。
「現在」というかけがえのない時間を精一杯生きようと。

見方が変われば人生が変わり、たとえ悩みは消えなくても勇気が芽生えると。

不平をいう前に自分から動くことの大切さ、自分の幸せを他人まかせにするのではなく、
自分で積極的に動くことで初めて幸せを手に入れることが出来ると。

どうしても咲けない時、雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、
そんな時には無理に咲かなくてもいい。
根を下へ下へ降ろし、次に咲く花が、より大きく、美しいものとなる為に根を張りなさいと。

いい結果ばかりを求め、悩み苦しみ、挫折する人が多くいます。
どうしても結果が出ない時は、渡辺氏の言葉を思いし、今置かれている状況の見方を変えてみてはいかがでしょうか。
心がスーッと軽くなり前向きになれるおすすめの一冊です。
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