いよいよ大学駅伝のシーズン到来です!
今年1月箱根駅伝優勝の勢いそのままに、大学駅伝3冠を狙う青山学院大学。
初戦の出雲駅伝でも見事に優勝を果たし、監督・原晋氏の手腕は高く評価されています。

かつては中国電力で「伝説の営業マン」と言われた異色の経歴を持つ原晋氏は、ビジネスの分野で培ったノウハウをマネジメントに応用しており、そのノウハウに注目する多くの企業・団体から講演依頼・講師派遣のお問合せが殺到しています。

本日は原監督が自身の半生を振り返りながら、青学駅伝部のチームマネジメント方法についてまとめた著書『逆転のメソッド』(祥伝社新書)を紹介いたします!

箱根駅伝もビジネスも一緒です”と銘打たれた同書では、故障による陸上の引退から、営業社員としての成功、その地位を捨てて弱小チームと言われた青学駅伝部への監督就任、選手の離脱と相次ぐ予選落ちにともなう廃部の危機、箱根駅伝出場~優勝までの軌跡が順を追って解説されています。

「まず挙げられるのが、箱根駅伝に出場して優勝するという部としての目標を明確にしたこと、そして監督である私自身が退路を断って目標達成に全力を上げる覚悟と強い意志を部員たちを示したことである。
そのうえで、私が最初に取り組んだのは、部員たちが規則正しく生活する環境を整えることだった。この生活改善に丸三年間かかっている。
生活環境のベースができた段階で、目標実現に必要なことをクリアするために次々と手を打っていった。具体的には、青学らしいカラーの人材をスカウトし、組織づくりを進め、厳しい練習と鍛錬で部員たちを鍛え上げるということだ。
また、部員ひとりひとりにも一年間の目標、一カ月の目標、試合や合宿ごとの目標を設定させ、グループミーティングで進捗状況をチェックした。自分の目標を実現するためにどうすればよいかを選手自身が考え、半歩ずつでも確実に前に進むことによって結果を出させたのである。
だから、箱根駅伝での優勝は十年越しのプロセスを経て達成した成果であるわけだ」

特に「青学は、なぜ優勝できたのか」について書かれた第4章では、ピーキング(大切な大会へ向けてコンディションを最高の状態にもっていくように調整すること)というトレーニングと目標達成までの管理方法、キャプテンの条件、本選に選ばれなかった選手への対処、ステージ1~4までフェーズに合わせた段階的な組織作りなどについて詳述されています。

3冠を達成すれば、今年以上に注目されることが必至の原晋監督。
講演会でも、上記のようなチームマネジメントのエッセンスを巧みな話術で解説されるので、新入社員から経営層までの幅広いビジネスパーソンにも最適な内容となっています。
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